プライバシーポリシー | 18歳からの終活
2021/11/1 サイトをリニューアルオープンしました
【終活】人生を変えた1人旅と「20歳からの終活」を始めた経緯

終活といえば、子育てがひと段落した後や退職後などに「残りの人生、やりたい事をとことんやって、悔いなく生きよう」というイメージをしている人がほとんどだと思います。しかし、年をを重ねて体がだんだんと動かなくなってから終活をはじめては、できることがかなり限られてしまいます。

結局大事なのは今で、「お金はないけど体力の有り余る10代・20代」「結婚して仕事に子育てに忙しい30代・40代」「お金にも時間にも余裕が出てくる50代」「余生をのんびり過ごす60代以降」などと、二度と戻れない時間の中で、その時その時にしかできないことはたくさんあります。

当たり前のことですが、そんな時間の大切さに20歳で気づき、終活をはじめるに至った経緯やきっかけを、実体験をもとに紹介していきます。

高校3年生で、初めて自分の将来について真剣に考える

高校を卒業するまでは、部活や勉強に追われる毎日で、忙しくも充実した時間を過ごしていました。

当時は、自分の将来について真剣に考えたことはなく、何となく「普通に進学して、普通に就職して、大人になっていくんだろうな」と思いつつも、自分が大人になって働いている姿を全く想像できずにいました。

しかし、高校3年生になり部活も引退して、大学に進学するのか?専門学校に進学するのか?それとも就職するのか?…

次の進路を決めなくてはいけない時期が来て、「このまま、ただ何となく周りに流されながら進学して、就職して…時間を過ごしていいのだろうか?」「大人になったらできない、今しかできない事があるのではないか?」と思うようになり、人生で初めて将来について真剣に考えました。

とはいえ、就職して働き始めている自分をイメージできていなかったので、まずは現在から死ぬまでの「終活」ほど長い人生計画ではなく、学生の間に勉強以外に何をして、どのように時間を使っていこうかという、短い将来の計画を行いました。

価値観を大きく変えた東南アジアへのバックパッカー1人旅

結局大学に進学して、バイトも始めて、自分で使える自由な時間やお金が増えたので、まずは計画通り一番やってみたかった「海外旅行」をすることにしました。

空港での入国審査、ぼったくろうとしてくる運転手、明らかに定員オーバーなバスでの移動、得体のしれない屋台メシ、全く読めない現地の言語、陸路での国境横断、世界各国の人々が泊まるゲストハウス、銃を持って街を歩く軍人、いくらか分からない現地の硬貨、物乞いする子供たち、サウナみたいな暑さと気候、信じられないくらい安い物価……何もかも全て初めての体験で衝撃を受けました。

日本とは全く異なる文化や生活を体験することで、小さいことで悩んでいた自分の小ささや世界の広さを痛感して、今までの自分の考え方や価値観、生き方を180度変える旅になりました。

また、今までテレビや本でしか見たことのない世界を、実際に自分の足で行き、目で見て、肌で感じながら旅をしてみると、日本で普通に暮らしていては到底味わえない、非日常感や、冒険しているようなワクワクする感じがものすごく楽しくて「生きているうちに、できるだけ多くの場所に足を運び、様々な体験をしたい」と思うようになりました。

時間の大切さを痛感し「限られた時間を大切に生きよう」と心に決める

時間は十分にありましたが、英語が喋れるわけでもなく、海外に行ったことがあるわけでもなく、お金もカツカツな状態でしたが、思い切って19歳の頃に東南アジアでバックパッカーの貧乏旅をしました。

この旅を通して、仮に30,40代のある程度お金に余裕が出た年齢で海外旅行をして、旅の魅力に気が付けたとしても、若さと勢いだけで行ったバックパッカーの貧乏旅で得られる体験や経験は、その年齢でしかできない特別なものだと痛感しました。

そして、これは旅だけではなく全ての事に言えることで、10代,20代,30代・・・と年齢を重ねて生きていく中で、その時その時体験する普段の何気ない日常や出来事も1度きりで、もう2度と経験できない、かけがえのないものだと考えた時に「限られた時間を大切に生きよう」と心に決めました。

死ぬまでにやりたい事リストの作成と20歳からの終活計画

高校生の頃は「大学の4年間で興味のあることを全てやり尽くして、いったん大学卒業で区切りをつけ、悔いなく社会人になろう」と思っていましたが、やりたい事がどんどんと増えていき、大学の4年間ではやりきれない量となっていました。

このまま心のうちに秘めたまま、我慢できるようなものではなかったので、期間を「大学の4年間」ではなく「死ぬまでの残りの人生」に延ばして、新たに計画を立て直すことにしました。

そこでまずは、やりたい事を現実的にどうか?ということは置いといて、可能な限りリストアップすることにしました。これが現在も続いている「死ぬまでにやりたい事リスト」の原型です。

そして「死ぬまでにやりたい事リスト」の1つ1つを可能な限り達成していくために、10年、20年、30年と長いスパンで将来について計画し、最終的に現在から死ぬまでにどう生きたいか?という考えに行きついたのが、20歳。「20歳からの終活」の始まりです。

▼SNSでも情報を発信中
関連記事
カテゴリー
オススメ記事
プロフィール
名前入れる
大学卒業後、一般企業に就職して会社員として働きながら「20歳からの就活」を運営しています。ホームページ作成から動画の撮影・編集まで全て1人で行っています。
言語
その他